ニュース & メディア

社長 年頭の辞(要旨)

2014.01.06
株式会社荏原製作所

 当社グループにとっての本年は、3月に現在の中期経営計画の最終年度が終わり、4月より現在策定中の次期中期経営計画がスタートすることになります。2014年、平成26年の干支(エト)は、十干では甲(きのえ)、十二支では午(うま)の甲午(きのえうま)年になり、その意味するところは甲が「旧体制が破れて革新が始まる」、午が「陽の極地である」ことを意味するとのことです。私は、荏原グループにとっての2014年は、まさに今年の干支が意味するところにふさわしい年になりそうだと感じています。

 経済環境については、昨年からの流れは大きく変わることはなく全体的には景気回復と拡大が継続するとの見方が多いようです。一方で、米国の景気回復の遅れ、欧州での債務問題の再燃、中国経済の不確実性等による海外実需の減少と為替の円高化、また本年4月に実施される消費税増税の影響が長引く等のリスクが指摘されています。私は米国や日本の景気回復は今年も継続するものの、その市場環境は安定的なものではなく、世界経済の動きに影響され変動しやすいものと考えています。

 荏原グループが産業機械メーカとして、このように変化していく日本を含むグローバル市場で事業を拡大していくためには、市場の変化に対応できるメーカとしての力、実力をさらに強靭なものとする必要があり、我々は荏原グループ全体で中期経営計画を実行することにより、その実現を目指しています。そして、将来の荏原グループ全体のありたい姿として次の三つを定義し、次期中期経営計画策定のガイドラインとします。

  • 世界的規模で事業展開を行う中で、グローバルに存在感を発揮する高収益体質の企業グループであること。
  • 各事業は、それぞれの領域において確固たる地位を確保すること。
  • 性別、国籍等によらず個々の従業員の能力を伸ばし、最大限に発揮させるための環境の整備、及び発揮された能力にふさわしい対価で報いるための制度を持つ企業グループであること。

 私は、今年の荏原グループの姿について、今年の干支にちなみ、いままでの事業に新たな改革・革新でエネルギーを与え、さらに成長していく姿をイメージしています。次期中期経営計画の期間を含む今年からの3年間は、事業ごとの施策を計画したスケジュールで実行していきますが、皆さんの日常の業務においても、常に改善・改革することを意識して仕事を行ってください。従来のやり方を改革することや、あきらめていた、あるいは手をつけずにいた領域を新たなやり方で挑戦してみること、といったことが新たな成長への足がかりになると信じています。
 そして、一人一人が持つアイデアや提言を、是非職場の同僚、上司に向けて発信し議論をしてください。皆さん一人一人がそのように行動することによる質の高いコミュニケーションの実践や、国籍や文化、性別など多様な価値観を受け入れ共に成果を出し成長し合えることなど、私が、就任以来話している「お互いに尊重し合う、風通しの良い企業文化」を創ることになり、その結果として企業業績も向上すると信じています。
 我々は前進あるのみです。

(以上は、1月6日当社始業式における年頭の辞の要約です。)

以上