ニュース & メディア

社長 年頭の辞(要旨)

2015.01.05
株式会社荏原製作所

 荏原グループは、昨年、中期経営計画E-Plan2016を策定し、スタートしました。まさに新たな芽吹きをしたわけです。そして2年目に入る今年は、計画した施策を一つ一つ着実に実行していく年です。芽吹いた芽が外界の寒気・抵抗に遭うが如く、いろいろな障害や困難に直面するかもしれませんが、たゆまぬ努力と創意工夫でE-Plan2016を着実に実行し、芽吹いた草木の芽が葉を茂らせ太い幹になるように、成果を出していく年にすることを、まず皆さんと共有したいと思います。

 さて、本年から、2019年における荏原グループ全体のありたい姿のひとつである「性別、国籍等個別の事情に関わらず、個々の人材が持つ能力を最大限に発揮できる就業環境の確立」を具現化するために、荏原グループにおける多様性やワーク・ライフ・バランスを尊重する職場作りの活動を進めます。活動の基本は現在の荏原グループの働き方・風土を変えていくことです。すなわち、企業内男社会による仕事中心の長時間労働を是認する風土を変えて、ワーク・ライフ・バランスをより尊重した風土への転換と、多様性やライフイベントをより尊重した就業制度の整備を進めていきます。

 例えば、女性社員の活躍を推進するには、荏原グループにおける男女の関係なく全ての社員の「働き方の風土」を変革する必要があります。ライフイベントと仕事を両立させる目的としての育児・介護休業、短時間勤務、時差出勤などの各種制度についても、男性社員も女性社員も必要に応じて気兼ねなくとれる風土に変革していきます。また、女性社員の管理職への登用についても、女性管理職の比率を現在の3.6%からE-Plan2016終了時には5%以上とする具体的目標を持って、進めていきます。今後、女性活躍推進専門部署の新設等の組織変更を含むさまざまな施策を検討し、実行していきます。

 一方、多様性やワーク・ライフ・バランスを尊重した働き方・風土に変革するということは、限られた時間で集中して仕事を行い、成果を出していくことが求められます。個人のみならず、所属する部門、さらに自分の部門と連携する部門全てが、計画した限られた時間内で効率的に仕事を行って成果を出すという考え方を社員全員が持つ必要があります。生産を例にとって話をしますと、受注から、設計、調達、生産、検査・試験、そして出荷という全体工程において、合理的な生産計画の下で、そのリレーを正しくつなぐには、各部門の業務執行能力を強化していく必要があります。すなわち、各部門では、決められた納期までに自らの仕事を完成するとともに、部門長は、担当者の教育と意識改革を行い、部門内の業務プロセスを変革し生産性を改善することが求められます。 そして工場等の生産部門全体は、連携する部門間の仕事の流れから無理や無駄をなくし、全体的に効率の良い業務の流れを作り、成果を出せる生産革新活動をさらに進めていく必要があります。

 最後に、今年はE-Plan2016の2年目に入る重要な年です。目標達成に向かって、全員で計画を進め、荏原グループの成長への足取りを確かなものとしましょう。

(以上は、1月5日当社始業式における年頭の辞の要約です。)

以上