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社長 年頭の辞(要旨)

2016.01.05
株式会社荏原製作所

 荏原グループにとって、今年は現在進めている中期経営計画E-plan2016が2年目から最終年度に進み、3年間の事業活動の具体的な成果を刈り取る年です。そして、さらに次期中期経営計画策定の準備をする年になります。
 今年を、物事が伸展し、跳躍し、熟成深化が進む年に是非したいと思っています。

 さて、年初にあたり、E-Plan2016で掲げた4つの基本方針とその進捗、および今後の施策を話します。
 一つ目は、「市場の成長を確実に当社ビジネスに取り込むこと」です。昨年は、ポンプ事業において、インドネシアのメンテナンスサービス企業、ブラジル陸上ポンプ企業を買収しました。将来的な市場成長が見込める新興国において新たに傘下となった企業を核に海外事業の拡大を着実に進めていきます。冷熱事業においては、拡大が続く中国市場の需要を取り込んでいきます。また精密・電子事業においては、旺盛な市場需要を背景に事業創業から30年間に得た多くの経験、特に生産革新運動の継続によって得られた成果を発揮し、さらに競争力の高い生産体制への刷新を目指します。

 二つ目は「製品・プラントのライフサイクル全体を対象とするサービス業たること」です。ポンプ事業においては、特に海外カスタムポンプ事業においてさらにサービス&サポート事業の拡大を図っていきます。コンプレッサ・タービン事業においては、昨年インドバンガロールにサービス拠点を設立しました。同事業においても収益上重要となるサービス&サポート事業の拡大を図っていきます。エンジニアリング事業においても、KPIである運転管理受託施設数、国内固定顧客数をその目標数値達成に向けて着実に増加させています。

 三つ目は「産業機械メーカとしてのCore Competence(技術力)を継続的に強化していくこと」です。全社一体となって進めている、EOI(Ebara Open Innovation)、EOL(Ebara Open Laboratory)を今後も継続していきます。製品やシステムについては、性能、機能、納期、価格等からなる総合的な競争力をより強化すること、目標としては競合と比較して圧倒的な競争力を持つものにしていきます。

 四つ目は「グローバル事業展開を支える経営インフラの拡充を図ること」です。2019年度にありたい姿として、「性別、国籍等によらず個々の従業員の能力を伸ばし最大限に発揮させるための環境の整備、及び発揮された能力に相応しい対価で報いるための制度を導入する」ことを掲げており、昨年は、ダイバーシティ推進室を設置し、まず女性活躍推進を重点に取り組みを始めました。今後のダイバーシティ推進活動の指針として、ダイバーシティ宣言を策定しましたので、ここで紹介します。

  • 「一人ひとりが強みを発揮し、仕事を通じて成長できる環境をつくります。」
  • 「お互いの価値観を尊重し、相互に響き合う企業文化への変革を進め、会社の成長、社会への貢献を実現していきます。」
  • 「業務革新・生産革新を行い、多様な働き方を選択できる職場づくりを目指します。」

 最後に、今年は3年間の事業活動の具体的な成果を刈り取る大事な年です。外部環境の影響を受けにくい企業体質、事業基盤を作っていき、引き続きメーカとしての競争力を強化し、利益を創出する事業分野をより強靭なものとしていきましょう。

(以上は、1月5日当社始業式における年頭の辞の要約です。)

以上