ニュース & メディア

鬼怒川上流ダム連携施設見学会を開催

2019.11.25
株式会社荏原製作所

見学会の様子

 荏原製作所(以下:荏原)は11月7日に、栃木県日光市立鬼怒川小学校の4年生を対象とした鬼怒川上流ダム連携施設(以下:本施設)の現場見学会を開催しました。本施設は、国内に一カ所しかない、2つのダムの水量を調整する珍しい施設です。普段はダム下流にある田畑や都市に安定的に水を供給し、洪水・渇水時は流量管理により浸水被害から町を守っています。

1. 背景と狙い
 荏原は 国交省が掲げる「建設産業の担い手確保・育成推進」に賛同し、子供たちを対象に現場見学会を開催しています。また、小学校4年生は身近にある水がどこからどのように蛇口まで届くのかを社会科の授業で学んでいます。本見学会は、自分たちが暮らす地域にあるダム関連施設や、そこで働く人たちへの理解を深めてもらうこと、そして、普段目に触れることのない大型ポンプなどの設備を直接見ていただき荏原の事業をお伝えすることを目的としています。

2. 施設概要
 本施設は、五十里ダムと川治ダムを山中のトンネル(導水)でつなぎ、両ダムの水量を調整するものです。五十里ダムは貯水容量が少ないため、水がたまるとトンネルを通じて貯水量の多い川治ダムに水を預けることができ、また、逆に五十里ダムの貯水量が少ない場合は川治ダムから水を送り戻すこともできます。この送水を担っているのが荏原のポンプです。小学生たちは、地上より約45m下に設置されているポンプ室へ降りて巨大ポンプに触れながらその役割を学びました。

導水ポンプ設備主要機器(抜粋)
主ポンプ
(フライホイール付き)
立軸渦巻ポンプ(2000VLYGM型)φ2000mm
10 m3/s×26.5 m×270 min-1×3 310 kW 2台
主原動機 電動機
3 310 kW×6 600 V×6 P         2台
歯車減速機 平行軸歯車減速機
985 min-1×270 min-1×3 310 kW   2台
立軸渦巻ポンプ(2000VLYGM型)

3. 今後の展開
 本見学会は今回で3回目を迎えました。荏原は、これからも多くのステークホルダーとのコミュニケーションを大切にしてまいります。そして、ポンプ事業のトップメーカーとして競争し挑戦するマインドをもって、引き続きお客様の課題を解決し安心できるインフラ設備の発展に貢献してまいります。

設備は全て停止中

 荏原グループは、経営方針に基づいて企業価値の更なる向上を図るため中期経営計画とESG重要課題に取組み、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与します。

水を安定的に供給する。

気候関連災害から街を守る。