CSR

高い倫理観をもって事業を行い、人々との信頼関係を築きながら、社会・環境の価値向上を目指します

ESG重要課題

荏原グループのESG重要課題(マテリアリティ)

ESG重要課題に対する考え方

 荏原グループ(以下、荏原)は創業以来、人々の暮らしに欠かせない、水・エネルギー供給などの社会・産業インフラに向けて製品やサービスを提供し続けてきました。事業活動を通じて、時代ごとの社会の要求に応えながら社会課題の解決に取り組むことで、当社の事業も成長を続け、企業価値の向上を図ってきました。今後も社会とともに持続的に成長し、企業価値を更に向上させていくため、優先的に取り組むべき課題として、8つのESG重要課題を選定し、それらの課題解決に向けた「6つの対応方針」を策定しました。また、これら方針の進捗を確認するための具体的なアプローチおよび成果指標(KPI)を設定しました。

ESG重要課題特定プロセス

 荏原は事業を通じて環境や社会にどのような価値を与えられるのか、また事業活動に顕在あるいは潜在するリスクは何なのかを明確にし、その中から特に重要な課題に着実に取り組むために全執行役で構成されているCSR委員会*において、以下STEP1~4のプロセスを経て「ESG重要課題(以下、重要課題)」を特定しました。

* コーポレートガバナンス体制における業務執行会議体の1つ。代表執行役社長を委員長とし、全執行役と社外の弁護士で構成され、年4回定期開催しています。社外取締役と執行役を兼務していない社内取締役も出席し、客観的な意見を頂いています。

Step 1:重要課題の候補となる項目の抽出

 GRI Standard, SASB, ISO26000, SDGsなどのグローバルガイドライン等を参照した上で、荏原グループの事業目的、価値観に基づき、当社にとって成長機会、又はリスクとなる社会課題を踏まえながら検討を重ね、100項目超を抽出しました。

Step 2:重要課題の特定

 複数の外部評価機関の評価項目を参考にしながら、Step1で抽出した項目を「社会の関心の大きさ」として相対的に評価を行い、同時に「当社の事業との関連性」の高さを評価しました。その結果、社会の関心が大きく、当社事業との関連性が高い位置に属するもの8つを重要課題として特定しました。

Step 3:重要課題の対応方針とKPIの検討

 特定した8つの重要課題を全社で包括的に解決を図っていくために、6つの対応方針を決定しました。6つの対応方針には、達成状況を確認するための目標とKPIを設定しました。

* KPIに関しては、統合報告書に掲載予定です。

Step 4:妥当性の確認

 重要課題の特定に際して社外取締役や外部有識者の意見も取り入れながら、複数回に及ぶCSR委員会での議論を経ました。最終段階として、重要課題、対応方針、KPIについて取締役会にて妥当性を確認しました。

継続的な課題解決への取り組み

 重要課題解決のために、各事業や部門でKPIの目標値達成に向けた取り組みを行い、その進捗をCSR委員会に報告します。また、それらの報告を受けて、重要課題に対してより効果的に解決を図っていくために、対応方針やKPIの見直しを定期的に行い、各事業活動に落とし込んでいきます。今後もこの一連のサイクルを実施し、継続的に重要課題解決の促進を図ります。

8つの重要課題と6つの対応方針

 重要課題はそれぞれ環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の分野において影響を与えています。6つの対応方針は8つの重要課題と複合的に関わっています。この対応方針の達成に向けた活動によって企業価値の更なる向上を目指します。

対応方針と持続可能な開発目標(SDGs)の関連性

 重要課題の特定プロセスの中で、グローバルの共通目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」を参照し、当社はどこでどの事業が具体的にSDGsに貢献しているのかを議論しながら、重要課題を特定しました。また、重要課題の包括的な解決を図るための6つの対応方針を決定した後に改めて、SDGsの17の目標とそれを細分化した169のターゲットと対応方針の関連性を検証し、大中小で関連している度合を判定しました。