禅機図断簡 因陀羅筆 楚石梵琦賛

(ぜんきずだんかん いんだら そせきぼんき)

年 代:元時代
材質・技法:紙本墨画・墨書
サイズ(cm):縦35.2 横45.2

禅宗祖師の行状を描いた図巻の一断簡。江州の刺史李渤が『維摩経』の「芥子粒に須弥山を納れる」という語をどうしても理解することができず、深く帰依する帰宗智常禅師を訪ねて問い、はじめてその意味を悟ることができたという禅会の様子を描いたもの。筆者・因陀羅の伝記は未詳であるが、汴梁(開封)の大光教禅寺の住職で、大師号を宣授され壬梵因といった高僧と知られる。賛は元時代の禅僧・楚石梵琦の筆。