能面 山姥 本阿弥光悦作

(のうめん やまんば ほんあみこうえつ)

年 代:江戸時代
材質・技法:木製
サイズ(cm):縦21.0 横15.0

山に棲む鬼女の面。大きく見開かれた眼には、金輪が嵌められ怪しさを漂わせる。毛描きは右側が黒地に白、左側が白地に黒と、意識的に書き分けられている。毛の一本一本に光悦ののびやかな筆使いを見ることができる。光悦の作とされる能面は他に例をみないことから、彩色のみ光悦の手によるものではないかとの推測もされる。本作は鬼女の野性的な表情、強さや憂いなどが見事に表現された作である。