消音性能における荏原の独自の設計に携わることで国内シェアを増大を目指していきたい。

学生時代の専攻がこう活きる

学生時代に学んでいた機械材料(腐食)を専攻に選んだ理由は、ものづくりに携われば、必要となる分野と考えたからです。腐食という分野は、お客様も必ず気にかけている部分でもあります。製品の設計を行う際、溶接のしやすい構造にし、隙間を作らないようにする(すきま腐食の要因を極力なくす)といった細かい配慮を忘れずに心がけています。学生時代に得た知識を存分に発揮出来ていると思います。

現在の仕事

私が今取り組んでいる仕事は、防音製品(排気消音器、排風消音器)の設計や揚排水機場の敷地境界における騒音検討です。防音製品の設計では、国内事業における収益向上という目的のため、追加工事の抑制と製品のコストダウンに注力しています。排気消音器には、改善の余地がある型式が存在するため、現在は、納入した消音器の性能試験結果を踏まえながら構造の見直しをかけています。つまり構造を見直し、型式毎で消音器を小型化していけば、材料費が節減され、コストダウンに繋がっていくという考え方です。また、差別化製品の強化は受注拡大にも繋がるため、国内シェアの増大にも貢献できるという大きなメリットがあり、私の仕事のミッションは重要になっています。入社の理由は、縁以外の何ものでもありません。就職活動時、荏原製作所の事は名前程度しか知りませんでした。もともとものづくりに携わりたいと考えていた私は、多くの企業の説明会に参加していました。地元で働く事には拘っていませんでしたが、就職担当教授に荏原環境テクノ北海道(現 室蘭事業所)という会社を紹介していただき、社内の雰囲気や、人の生活に役立とうとする思いが社員から伝わり、「ここで働いてみたい」と思い、入社しました。

仕事のやりがい

今、揚排水機場では、更新工事が増えているという現状があります。新設当時とは違い、現在では搬入時の制限が増え、大きさや重量の制限も厳しくなっていることに苦労しています。現在の厳しい搬入時の製品仕様条件に則していくと、新設時のままの消音器では、製品として成立することが少なく、構造を分割することが必要となってくるのです。性能を保持したまま、かつ施工がしやすい構造を考える事は大変ですが、もの(消音器)が完成した際に、実物を見たりすると、自分が考えたものが、騒音環境の改善に役立つと思い、嬉しくなります。そして、実物を見て「次からはあの箇所をこうすれば良くなるな」と自信を持って思えることが、自身のスキルアップにも繋がり、やりがいになっています。現状に満足したら成長もありません。いつも課題意識を持ちながらこれからも創意工夫に情熱を傾けていきます。

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「荏原らしさ」とは

以前の部署でポンプの整備案件を担当している時、ポンプ補修後にポンプから異音が発生していると連絡を受けました。工事の方、上司や工場の有識者と協力し、対応した結果、異音は無くなりました。お客様は「原因解明は難しいとしても、工期内に解決してくれて有難うございました。」と感謝の意を表してくださいました。全員が一丸となって原因究明に情熱を注ぎ、異音を無くそうと取り組んだ結果であると思っています。私が「熱と誠」を感じる時は、勤勉である事(コツコツと目標に向かう)や正直である事(真面目に取り組む)、感謝する事(上手くいくのは、色々な人の御陰様)を自分や周りから感じた時です。