ニュース & メディア

首都高速道路横浜環状線 横浜北西線トンネルに換気設備を納入

2020.03.25
株式会社荏原製作所

Φ2800mm横型軸流排風機
Φ1250mmジェットファン

 荏原製作所(以下:荏原)は、首都高速道路株式会社発注の横浜北西線(以下:北西線)の換気所およびトンネルに換気設備を納入しました。

1. 背景と狙い
 神奈川県横浜市の道路ネットワークを形成する横浜環状線の一部である北西線は、湾岸部の横羽線と内陸部の東名高速道路を結ぶ全長約7.1㎞の路線で、一部が約4.1㎞のトンネル道路です。首都圏へアクセスしやすくすることで物流効率を上げ、また周辺一般道路の交通渋滞の改善にも寄与しています。トンネル部では、トンネル内の環境改善や周辺環境への配慮、非常時の安全確保等の目的として換気設備を設置し、精度の高い換気制御を実施します。

2. 概要
 トンネル内の風量や風速、空気内の物質濃度分布、圧力のバランスは常に変化しています。荏原は、それらの要素をもとに繰り返し計算する高度な換気制御システムを構築し、トンネル内環境に合わせた各換気設備の効率的な運転を実現することで、ランニングコストの低減に貢献していきます。また、北西線は都市部に位置しているため、周辺環境に配慮し、排風機の運転音を低減させるサイレンサも納入しました。

全体
発注者 首都高速道路 株式会社
工事名 (負)高速横浜環状北西線トンネル換気設備工事
工期 2017年2月21日~2020年3月10日
換気方式 集中排気縦流換気方式
各設備
施設名 設備名称 台数 仕様
東方換気所 送排風機設備 2台 口径:Φ2800mm
風量:151m3/s
風圧:2100Pa
電動機出力:490kW
サイレンサ設備 一式
搬入搬出装置
配電盤類
換気自動制御装置
その他 付帯設備
一式
北八朔換気所 送排風機設備 2台 口径:Φ2800mm
風量:145m3/s
風圧:2100Pa
電動機出力:470kW
サイレンサ設備 一式
搬入搬出装置
配電盤類
その他 付帯設備
一式
トンネル内 ジェットファン設備 32台 口径:Φ1250mm
計測設備 一式

3. 今後の展開
 国内のトンネル換気市場の規模は年間約30億円と言われ、老朽設備の更新や保守メンテナンスの需要も拡大傾向です。送風機技術では90年以上の歴史を持ち、国内の納入実績を多数もつ荏原は、さらなる高みを目指しさまざまな製品・サービスの提供を通して、今後も安全・安心に過ごせる社会インフラの発展に貢献していきます。

荏原グループは、SDGsをはじめとする社会課題の解決に事業を通じて持続的に貢献し、社会・環境価値と経済価値を同時に向上させてまいります。

安全かつ、レジリエントで持続可能な都市づくり