2023年11月27日
荏原製作所(以下:荏原)は、国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所※の「日本からの技術移転を通じたアフリカにおける産業職業訓練プログラム」に採択されました。
荏原は創業以来、事業を通じて社会課題の解決に貢献してきました。当社の長期ビジョン「E-Vision2030」では、今後、人口増加と経済発展が進む地域において水や食べ物に困らない社会の実現に貢献し、世界で6億人に水を届けることを目標の一つにしています。
日本の経済産業省の資金提供を受けた本プログラムは、アフリカの現地技術者や産業人材を対象とし、持続可能な開発につながる日本企業の技術を学んでもらい、その知見や技術を自国で普及させることを目的としています。UNIDO東京事務所としてはアフリカにおける初めての試みとなります。当社は本プログラム通じて、アフリカでの技術移転を進めると共に、当社グループのEBARA PUMPS SOUTH AFRICA (PTY) LTDを通じてポンプ事業の拡大を図ってまいります。
対象国 | 移転する技術 | プロジェクト期間 |
南アフリカ | 持続可能な配水を可能にするポンプ | 2023年5月〜2025年3月 |
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※UNIDO東京事務所(国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所)は、開発途上国・新興国の持続的な経済発展を支援するため、日本からの直接投資や技術移転を促進することを目的に、UNIDO (United Nations Industrial Development Organization 国際連合工業開発機関) と日本政府が締結した協定に基づき、1981年3月に設置。