2025年02月25日
荏原製作所(以下:荏原)は、札幌市より創成川水再生プラザ(以下:本機場)において、ポンプシステムを構成する設備の更新工事を受注しました。
札幌市は観光地として人気が高く飲食店や宿泊施設などを中心とした第3次産業が盛んで、人口も多い都市です。市内から流入する多くの汚水や雨水は、本機場で処理された後、近隣の河川などに導水され、豊かな水辺空間を創出する水源として利用されています。
本機場は、札幌市の中心市街地を含む約24万人が居住する地域の下水処理及び浸水対策を担っているため、くらしを支える重要なインフラ施設として安定した稼働が求められています。荏原は雨水ポンプを駆動するエンジンや動力を伝える減速機など、ポンプシステムを構成する設備を更新することで信頼性や耐久性を高め、地域の安全や安心なくらしの実現に貢献してまいります。
今回の工事は以下を予定しています。
工事諸元(抜粋) | 雨水ポンプ用ディーゼルエンジン 1324kW 可変速流体減速機 補機設備 |
3台 3台 1式 |
工事期間 | 2025年1月27日~2029年5月31日 | |
施工場所 | 札幌市北区麻生町8丁目1番15号 |
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。社会システム事業では送水や排水能力を向上させたポンプの開発や、メンテナンスが容易な設備やサービスの提供を通じて、社会インフラの強靭化を支えていきます。
ー荏原グループについてー
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。