燃焼・ガス化技術を基に、都市ごみ焼却施設を中心とした廃棄物処理施設の設計から運営管理まで、衛生的な都市環境と安全・安心な生活を支えています。最近では、AIクレーンシステムを活用した自動化やロボット点検サービスの提供など、AI・IoTを活用した施設運営に取り組んでいます。
一般廃棄物処理施設
毎日の快適な暮らしを支えるために膨大なごみを処理するごみ処理施設。当社は、国内外500施設以上に焼却炉を納入し、全国80ヵ所で運転受託を行っています。
木質バイオマス発電プラント
当社は、ごみを衛生的に処理するだけでなく、燃やす際に出た熱を利用して電力を生み出し、「電力の地産地消」を推進。クリーンな環境と暮らしを守る存在として地域に貢献します。
産業廃棄物処理施設
ごみを燃やす熱から電気や温水を生み出し、焼却灰を護岸工事に使うことも。資源を有効活用する循環システムの提供を通じて、地域を支え、持続可能な社会の構築に貢献します。
環境カンパニーでは、半世紀以上にわたり国内外に多くのプラントを納入し続けています。ごみを安全安心に処理することだけでなく、ごみを燃やす際に発生した熱を利用したごみ発電電力をその地域で再利用する「電気の地産地消」や、灰の再資源化にも取り組んでおり、持続可能な社会の構築に貢献しています。
環境技術のスペシャリスト
環境カンパニーは、国内外に500以上のごみ処理施設やエネルギープラントの納入実績を持ち、お客さまの多様な事業課題に応え、豊かでより良い暮らしを創出します。
AI搭載クレーンシステム
効率の良い発電を行うためには燃焼の安定化が重要です。当社はごみ性状の均一化を目指し“熟練運転員の眼”を代替できる「ごみ識別AI搭載自動クレーンシステム」を開発しました。
ロボット点検サービス
ロボットなどの新技術の導入を進め、点検・保守作業の時間短縮や資機材の削減に取り組んでいます。取得データに基づく補修対応により突発トラブルの防止にも貢献します。
遠隔サポートシステム
ごみ焼却施設運用の安定化・高度化に向けて、羽田と藤沢エリアにサポートセンターを開設。リアルタイムや遠隔での運転支援サービスにより、安定した施設運営を実現します。
灰の資源化
ごみ焼却施設から排出される灰を100%資源化。灰を溶かして再結晶化させる溶融還元技術を用いて再生石材を製造し、道路の舗装工事や河川の護岸工事などで活用しています。
荏原グループの全ての力を掛け合わせシナジーを生み出し、グループの総合力で社会課題を解決し、豊かで快適な次の100年を目指していきます。