私ども荏原 畠山記念文化財団は、昭和35年に株式会社荏原製作所の創立者、畠山一清によって財団法人畠山文化財団として創設されました。以来、科学技術の研究、普及および振興のための援助、また育英奨学事業への援助による教育および学術の発展、それらによる産業の興隆と、ひろく文化・芸術・茶道・スポーツの進展をめざして活動しています。
平成23年にはこれらの事業の公益性が認められ、内閣総理大臣より公益財団法人に認定されました。
また公益性の向上、更なる発展を期し、平成29年10月1日をもちまして同じく畠山一清が創設しました公益財団法人畠山記念館を合併し、名称を“公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団”と改称いたしました。
近年、またこれからも、我国を取り巻く状況は非常に厳しいものがあると想定されます。これらを乗り越え、さらなる発展を取り戻すためには、調和の取れた科学技術・文化の振興、その先にある経済の進展が必要欠くべからざるものと考えられます。創設以来57年を経て、当財団の役割は益々増大するものと信じ、新しい時代の要請をも踏まえながらより一層充実した援助活動等を続けていきたいと思っております。
今後とも、皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団 理事長 矢後 夏之助
名称 | 公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団 THE EBARA HATAKEYAMA MEMORIAL FOUNDATION |
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所在地 | 東京都大田区羽田旭町11-1 |
設立年月日 | 昭和35年6月6日(平成23年8月1日公益財団法人へ移行) |
主務官庁 | 内閣府 |
目的 | 学術、科学技術の研究を奨励援助するとともに、学術、科学技術及び文化、芸術、茶道、スポーツの普及振興ならびに児童、生徒及び学生の育英奨学事業を援助し、もって教育および学術、科学技術の向上発展に資し、ひいては産業の興隆を招来し、また広く文化、芸術、茶道、スポーツの振興をはかることを目的とする。 |
事業の概要 | (1)学術、科学技術の普及振興及びこれを目的とする公私の機関 団体及び施設に対する援助 (2)学術、科学技術の研究に関する公私の機関、団体及び個人に対する援助 (3)育英奨学団体及び学校等を通じての児童、生徒及び学生に対する援助 (4)文化、芸術、茶道、スポーツの振興に資するための施策および援助 (5)美術工芸品及び関係資料の収集・保管・展示・公開・調査・研究・出版等 (6)その他目的を達成するために必要な事業 |
基本財産 | 株式会社荏原製作所 株式約988千株 株式会社向山 株式約6.5千株 東京都港区白金台 土地約4.1千㎡ 建物約1.4千㎡ 美術工芸品 約1,300点 |