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ロケットエンジン用電動ポンプ(PROPELLANT:LOX/LCH4)

従来のターボポンプ*1とは異なり、駆動機に電動モータを採用しています。電動化することで、エンジンの保全性や扱いやすさ*2など新たな価値の提供を目指しています。
※1 ターボポンプ:高温の燃焼ガスで回転するタービンにより遠心ポンプが駆動し、液体推進剤を昇圧する。
※2 扱いやすさ:推力制御が容易になる

LCH4について

液体燃料としてのメタンは、従来ロケットエンジンで活用されてきた液体水素よりも密度および宇宙空間での蒸発し難さという点で、貯蔵性に優れていると考えられています。また、ケロシンと比較してエンジン燃焼時に煤がほとんど発生せず、再着火や再利用時に故障が発生しにくい可能性があります。
これらの理由により、液体メタンは地球軌道だけでなく、月や惑星といった長距離輸送の領域でも注目されています。電動ポンプは保全性と扱いやすさから、長距離輸送での活用でも注目されており、液体メタンの採用により長所を活かすことができます。

タービン駆動ポンプ

その他の取り組み

エンジン用ターボポンプ電動化の実現検討に関するJAXA共同研究

荏原製作所は2000年代初頭より、回転機械技術を活用してJAXAのエンジン用ターボポンプ改良を支援してきました。
2018年からはエンジン用電動ポンプの実現検討に関連した技術協力を実施しており、自社での製品開発と並行して、社会のための新技術創出に貢献しています。

キャンド型モータポンプ高速回転化のJAXA共同研究

JAXA宇宙探査イノベーションハブが主催する第9回RFPにおいて、三菱重工株式会社と共同で進める本研究テーマの採択が決定いたしました。
この共同研究は、JAXAの広域未踏峰型探査技術における研究課題「外部漏れ無く腐食性の強い流体を加圧できる電動遠心ポンプ」の解決に貢献します。
当社は本研究への協力によって、人類の宇宙開拓を促進します。