生産プロセス革新・品質保証統括部 製造技術開発部 新技術開発課
海外研修生を受け入れることは、自分が「井の中の蛙」から卒業する良い機会です。日本以外の文化、習慣、言葉、考え方などを乗り越えて、一緒に仕事をすることになります。一つの作業を進めるにも多くの時間と労力が必要でしょう。でもきっと、そうした苦労が成長につながると私は考えます。私自身も、海外研修生に対する業務の指示や、話の伝え方を工夫するようになりました。日本人的な1言って10分かるより、10言って5分かってもらえるかどうか、相手の理解度を確認するスキルを身につけました。
隣の席に外国籍の社員が座るのは当たり前の時代です。国籍、人種、宗教の壁を乗り越えて多様性が享受され、新しい価値観がどんどん生まれる時代です。だからといって英語を特別に勉強する必要はないと思います。これからは性能の良い翻訳システムがいくらでも出てきます。そんなことよりも若い人は、失敗を恐れないで、どんどん新しいことにチャレンジして、これまでにない発想を持って自分の人生を切り開いてください。
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