2021年07月15日
表彰状
荏原製作所(以下:荏原)は、独立行政法人水資源機構(以下:水資源機構)の「令和3年度 安全管理優良工事 中央安全協議会会長表彰」を受賞しました。これは荏原が令和2年に完工した「房総導水路緊急改築 大網・長柄揚水機場ポンプ設備改修工事」が評価されたものです。
今回工事を行った大網・長柄の2つの揚水機場では、老朽化したポンプ設備のシステム設計・製作・据付を含む改修を行いました。千葉県内を横断する房総導水路※1にある複数の揚水機場のうち、大網揚水機場から組み上げられる水は約70m上げられ長柄ダムに、長柄揚水機場から送られる水は約30㎞先の大多喜浄水場に届けられ、生活用水や工業用水として地域で使われています※2。
【受賞概要】
・中央安全協議会会長表彰:令和3年度 安全管理優良工事
本工事において、労働安全衛生への取り組みが優良であった点が評価されました。
荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。荏原の社会システム事業では排水能力を向上させたポンプの開発や、メンテナンスが容易な設備やサービスの提供を通じて、社会インフラの強靭化を支えてまいります。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※1:
房総導水路とは
※2:過去リリース:(
独)水資源機構 大網・長柄揚水機場(千葉県)のポンプ設備を更新しました